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2024/09/28 (Sat)                  [PR]
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2013/06/20 (Thu)                  ニンゲンネコジャラシ
退屈に潰され死にそうだ ウサミミcatはつぶやいた
ネズミも金魚もいない部屋 遊べるものは なんにもない

何もない部屋に落とされた フシギなニンゲンネコジャラシ
ウサミミcatはひらめいた キミと遊ぶよall night long

煌めく星 輝いた夢
カラフルだね 世界は広い
こんな僕も 受け入れてくれた
感動で胸は 弾けるだろう

GOD EATER!
ネコは気付かない
背中に背負った苺色の大きな星
GOD EATERはカラフルな部屋の中
馴染めずに 一人 暗い色 CAUTION...


ウサミミcatは話では お菓子の味がするようだ
GOD EATERは知っていた 大きな口開け微笑んだ

ウサミミcatは気がついた 牙はえたニンゲンネコジャラシ
牙を隠してと頼むけど 聞く耳は毛頭ないようだ

煌めく星 輝いた夢
幻覚の中 見つめていたよ
こんな僕も 羽ばたけるなら
この部屋は捨てて 大きな空へ

GOD EATER!
ネコは気付いてる
真っ黒 穴あく ブラックホールに
GOD EATERはカラフルな部屋の中
代償も払わず 一人 残された CAUTION...
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2013/06/20 (Thu)                  人魚の卵
左足に巣食う 真っ赤に熱を持った傷の
周囲に吹き上がる 不安定な泡
知ってるそれは毒が この身を蝕む証
このままいけばじきに 私は泡になる

人と出会い 人に愛され 人を愛し 人を失い
溢れかえる‐Logos‐は 永久にその色をなくす
まるで人魚姫のようと 一人ごちた言葉もむなしく
人口には介赦されずに 内に突き刺さる

そして 私は 溶けて流れ揺れ蒼い波間に消えるけど
強情な同情も憐れみも掬う手も要らない
ただ 何千何億那由多、不可思議の 分子量(モル)から
私を偶然に見つけて

左足に生えた ぬらめき膨らみを持った花を
育て慈しみ増やして 私は生を得る
赤熱するそれは 単眼(モノアイ)の生き物のよう
野放しにするならやがて 誰かを食べにいく

言葉を喪った私に あなたは言葉を与えてくれた
言葉を再び得た私の 言葉はあなたにしか解らなかった

そして 私は 世界の狭間永劫の孤独を嘆くけど
抜け出すための綱も網もヘリも何も要らない
聴こえぬ呼び声を聞き理解するものがそこには
必ず居てくれるから

言葉も失い 泡と弾け海に混ざり消えた乙女は
きっとそこで同じ泡と出会い結ばれ果てるのでしょう
だからこの足は 泡と弾けるデッドエンドしかしハッピーエンドの
幕開けなのでしょう
始まるのでしょう
2013/06/20 (Thu)                  月の歌
忘れかけてた 壊れた記憶
細切れの 月の歌
空を見上げて その目凝らして
追い続ける 雲間からのぞく光

愛すべきものたちも 全て霞んで見えた
愛せないものたちは 見ようともしなかった

当たり前のように 享受した光
今見つめるそれは あまりにも遠い

受け止めて 受け入れて
受け入れられなくて また受け止めて
伸ばした手は 何かを掴むべきでしょう
知っている 気付いてる 何を掴むべきかは
ただこの手が この指が 開かないだけ

形になった 壊れた記憶
今歌う 月の歌
空を見上げて その目凝らして
追い続ける 雲間からのぞく光

愛すべきものたちに 永久の別れを告げた
愛せないものたちも これで最後となった

悶えもがくように 追いかけた光
今見つめるそれは あまりにも近い

受け止めて 受け入れて
受け入れた分さえ また受け止めて
伸ばした手は 何かを掴んだのでしょう
知っている 覚えてる 何を掴んだのかは
そうこの手は この指は 月の歌を歌う
2012/06/10 (Sun)                  六月の富士
ある日、私のぼろアパートの窓から外を見ると家々の谷間に立派な富士山が見えた。富士山の天辺付近には、大きな飛行機のマークと、何やら文字が書いてあって、あぁ、富士山も、どこかの航空会社の傘下に入ったんだな、と思った。
大きな資本の力を借りなければ、富士山も存続が不可能な時代になったのかと思うと、少し悲しい気持ちになった。
富士山の上を見ると、大きな黄色い麦わら帽子をかぶって、クワをかついだ農夫が、えっちらおっちら歩いている。何かを探すように彼はキョロキョロ辺りを見回し、やっぱりない、と言った様子で再び歩き始める。
あぁ、畑がないんだな。
そう思った。
だってここは市街地で、彼がいるのは空の上だもん。
そう思ったけど、口に出すことはしなかった。彼が自分で気付かなければ、それは無駄になるから。
さて、明日提出のレポートを書かなきゃとふとパソコンを見て、もう一度窓の外に目をやると、富士山も、農夫も消えていた。ただ飛行機のマークと社名だけが、燦然と空に輝いていた。
2012/05/09 (Wed)                  存在
人間て、存在そのものが、とても性的だと思った。
特に、女性は。
唇は女陰のメタファーだし、乳房はセックスアピールのために肥大化した。くびれた腰も、生殖可能の状態を表す信号だ。
これじゃまるで、襲ってくれと言ってるようなものじゃないか。
しかも、年がら年中。

けれど、わたしのように美しくない女は、
つまり、生殖から最も遠い場所にいる女は、
性的な存在である意味がない。
意味はないのに、肉体は性的であり続ける。
その矛盾を、わたしは言動で隠す。
下品で罪深い言葉を大声でがなりたて、下らないことで爆笑し、男のようにあぐらをかいて、
言動のベールで、『性的』な自分を覆い隠す。

生殖を求め進化した肉体と、わたしという魅力なき存在と、罪悪を感じるだけの理性が、『女を捨てる』という行為で、一つにまとまる。

けれど、それでも『女』は泉のように湧いてきて、『生殖』を欲しがるから、
苦しみが生じる。恋が産まれる。
中々恋は叶わなくて、だからわたしは、女をどんどん捨てる。女のわたしを覆い尽くすように。

時々、そしてたまたま、わたしを認め、受け入れる人が現れる。
そういう人が現れた時、わたしはその人に『女』を預ける。
他のどこにも、女を漏らさぬよう。

だから、失恋は辛い。
女を送り込むパイプを断ち切られて、そこから女がだだ漏れになって、女がバレて、必死に女を隠して、溢れだした女がわたしを溺れさせて…

失恋は、わたしが『女』を勢いよく送り込みすぎるから、訪れるんだと思う。
失恋しないためには、女を出しすぎず、出さなすぎず、適度に垂れ流すことが必要なんだと思う。

わたしは今、女を出しているだろうか?
出しすぎだろうか?少なすぎるだろうか?
いっそ、出ないようにすべきだろうか?


生物学と、ダンおにと、読書と、お絵描きが、とても楽しい。
もし彼氏に嫌われたら、もう女の蛇口は開かない。そして過剰生産される女に内圧で破壊されて、死んでしまおうと思う。
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