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140字って、少なすぎるよね
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2024/09/28 (Sat)                  [PR]
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2012/05/09 (Wed)                  存在
人間て、存在そのものが、とても性的だと思った。
特に、女性は。
唇は女陰のメタファーだし、乳房はセックスアピールのために肥大化した。くびれた腰も、生殖可能の状態を表す信号だ。
これじゃまるで、襲ってくれと言ってるようなものじゃないか。
しかも、年がら年中。

けれど、わたしのように美しくない女は、
つまり、生殖から最も遠い場所にいる女は、
性的な存在である意味がない。
意味はないのに、肉体は性的であり続ける。
その矛盾を、わたしは言動で隠す。
下品で罪深い言葉を大声でがなりたて、下らないことで爆笑し、男のようにあぐらをかいて、
言動のベールで、『性的』な自分を覆い隠す。

生殖を求め進化した肉体と、わたしという魅力なき存在と、罪悪を感じるだけの理性が、『女を捨てる』という行為で、一つにまとまる。

けれど、それでも『女』は泉のように湧いてきて、『生殖』を欲しがるから、
苦しみが生じる。恋が産まれる。
中々恋は叶わなくて、だからわたしは、女をどんどん捨てる。女のわたしを覆い尽くすように。

時々、そしてたまたま、わたしを認め、受け入れる人が現れる。
そういう人が現れた時、わたしはその人に『女』を預ける。
他のどこにも、女を漏らさぬよう。

だから、失恋は辛い。
女を送り込むパイプを断ち切られて、そこから女がだだ漏れになって、女がバレて、必死に女を隠して、溢れだした女がわたしを溺れさせて…

失恋は、わたしが『女』を勢いよく送り込みすぎるから、訪れるんだと思う。
失恋しないためには、女を出しすぎず、出さなすぎず、適度に垂れ流すことが必要なんだと思う。

わたしは今、女を出しているだろうか?
出しすぎだろうか?少なすぎるだろうか?
いっそ、出ないようにすべきだろうか?


生物学と、ダンおにと、読書と、お絵描きが、とても楽しい。
もし彼氏に嫌われたら、もう女の蛇口は開かない。そして過剰生産される女に内圧で破壊されて、死んでしまおうと思う。
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